映画『プラダを着た悪魔』感想―人生を決断するのは“自分”ということ

映画


出典:allcinema

huluで配信中の映画『プラダを着た悪魔』観ました(2018年8月時点)。
恋も仕事も諦めたくない女性たちにとってバイブル的な作品として、長く愛されている作品です。

公開されたのが2006年なんですが、なんで今まで見てこなかったんだ!!!というくらい面白かった。

たぶん見る環境やタイミングによって、また違った見方もできる映画だと思います。

あやひ.
とにかく今の私にはグサッとくる映画でした

今の生き方や働き方に少しでも疑問がある女性に強くお勧めしたい映画です。

今回は『プラダを着た悪魔』の心に突き刺さったポイントを紹介します。

あらすじ以降は、がっつりネタバレあります!


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映画『プラダを着た悪魔』のあらすじ

名門ブラウン大学(映画版ではノースウェスタン大学)を卒業し、ジャーナリストを目指すために田舎からニューヨークへとやってきたアンドレア・サックスは、幸運にも何百万の女性の憧れとする仕事・ファッション雑誌『ランウェイ』の編集部へと就職した。しかもその編集長でファッション業界に対し絶大な影響力を誇る、ミランダ・プリーストリーのアシスタント職である。だが、ミランダは自分の身の回りの世話をアシスタントに押し付けるなどの横暴を発揮する最悪の上司であり、今までに何人もがこの仕事を辞めていたのであった。ファッションには何の興味もなかった彼女であるが、本来の目的である文芸誌での仕事への足がかりとして、彼女の悪魔のような要求に耐えていく。

引用:wikipediaより

主人公のアンドレアを演じるのはアン・ハサウェイ。悪魔な上司ミランダ役がメリル・ストリープです。

誰もが羨むランウェイ編集部で働くことになったアンドレア。しかし、彼女自身はお洒落に全く興味がなくて、自分の夢であるジャーナリストへの足掛かり程度にしか考えていません。

一方でミランダはとにかく仕事に対してプロフェッショナル。容赦なく使えない部下たちを切り捨てていきます。

アンドレアはミランダの元で1年働けばどんな職にも就けると信じて、ミランダの悪魔のような要求をクリアしていく…という内容です。

あらすじだけ見ると鬼上司にいびられても、めげずにスキルアップしていく女性のストーリーという感じですが、そんな簡単な話じゃありません。

『プラダを着た悪魔』には作品を見ているだけで胸がわくわくするような、女性のキラキラとした憧れが詰まっていて、最後にはぽんと背中を押された気持ちになる女性が多いんじゃないでしょうか。

本作品のテーマは“決めるのは、あなた”ということ。

まわりの環境でも人間関係でもなく、今の生き方は自分自身の決断である、ということなんです。

それでは『プラダを着た悪魔』で特に響いた内容を紹介していきます。



女性の憧れが詰まっている

『プラダを着た悪魔』。私は冒頭から作品に引き込まれました。

この作品は朝、女性たちが服を選び、メイクをしてキレイに変身していくシーンからはじまります。
どっちのスカートにしようか悩んだり、マスカラでまつ毛をばっちり濃くしたり、…何気ない日常のワンシーンですが、この冒頭に心つかまれる女性は私だけじゃないはず。

女性のファッションやお洒落って、正直男性に媚びるためやモテたいだけでやってるわけじゃないんですよね。
自分がお気に入りの洋服を着れば気分が上がるし、ばっちりメイクをすれば自信が湧いてきませんか?

ばっちりお洒落を決めて仕事に向かう女性たちの姿はとても凛としていて、「ああ、私もあんな風になりたいな」って憧れずにはいられません。

そして、主人公のアンドレア。
最初はおしゃれっ気ゼロでしたが、ミランダに認められるため外見を磨き出します。

もともとアン・ハサウェイがとても美しいので野暮ったいときもキュートなんですが、ファッションが変わると本当に見違える…
本来の美貌だけでなく、ファッションの変化で内なる自信というか魅力が滲み出てくるというか。

女性がオシャレをする、っていうのは本来、自分のためにやることなんだなってしみじみ感じました。

良くも悪くも付きまとう人間関係

もっと上に行きたいなら、もっとハイステータスな人と付き合いなさい、みたいな言葉を聞いたことないですか?

今付き合っている友達がイコール自分のステータス、というと辛辣ですが、やはり自分のレベルが上がると今まであった人間関係が離れて、別のコミュニティができる、というのは真実だと思いました。

ランウェイ編集部での採用が決まった直後、アンドレアは夢を追いかけ中の恋人や仲間たちと楽しく食事をするシーンがあります。

仕事について“ウンザリ”と語り、最低の仕事だと笑い飛ばす。
家賃稼ぎの仕事に乾杯!って和気あいあいとお酒を飲むんです。

しかし、ランウェイ編集部で頑張るほど(ミランダに一目置かれるほど)、恋人や仲間たちとの溝が生まれてしまいます。

「昔の方が良かったのに…」
「今のあなたは誰?知らない人よ」

決して友達も足を引っ張りたいわけじゃないんでしょうが、自分が変わるとまわりの人間関係も変わる、というのは本当ですね…。

あやひ.
めっちゃ話逸れますが、その代わりに寄ってきたクリスチャン(サイモン・ベイカー)がめちゃくちゃ格好良かった…メンタリスト観よう…(笑)

私たちはまさに今、自分が決断した道を生きているということ

『プラダを着た悪魔』の主題でもある“決めるのは、あなた

これは「これからの未来、人生をあなた自身で決断していきなさい」という前向きな意味だけでなく、まさに今、生きている日常も自分自身の決断でできているという強烈なメッセージだと思いました。

アンドレアは仕事でミスし、同僚のナイジェル(スタンリー・トゥッチ)に泣き言をいうシーンがあります。
愚痴るアンドレアにナイジェルはひとこと「辞めてしまえ」と。

一部会話を引用します。

ナイジェル「辞めてしまえ。代わりは5分で見つかる。喜んで働く子がね」

アンドレア「辞めたくなんかないわ。私が言いたいのは必死に努力してるって認めて欲しいだけ」

ナイジェル「アンディ、いいかい。君は努力してない。愚痴を並べてるだけだ」

アンドレア「……」

ナイジェル「私にどうしろと?慰めて欲しいのか?“いじめられて、かわいそうに”…甘えるな、サイズ6」

※サイズ6は服のサイズのことで、ランウェイで働いている女性は4が多い。

この後、ナイジェルはミランダがどれだけ偉大な仕事をしているのかを熱く語ります。
ナイジェルにとって、この仕事は好きで好きでたまらない世界なんです。

だからこそ仕事内容に対しては無関心で、認められないことに文句を言うアンドレアに「甘ったれるな」と喝を入れます。

また、ストーリー後半、アンドレアはミランダから仕事の大抜擢を受けるのですが、それは必死で頑張ってきた先輩からチャンスを奪い絶望させるものでした…。

先輩を絶望させたことについてアンドレアは「あれは仕方なかった」とミランダに一言。
しかし、ミランダは「いいえ、あれはあなたの決断よ」と言い放ちます。

結局、もしも現状に不満があり、不本意でも、それって自分自身の決断なんですよね。
これから先の人生を決めるのも自分ですが、そもそも今の状況だって自分が作りだしたものなんです。

そしてアンドレアは最後、自分の人生のために決断しランウェイ編集部を去りました。

あやひ.
逃げ出したわけではなく、決断したんですね。だからこそ最後、ミランダは笑顔だった(思い出して胸熱)

映画『プラダを着た悪魔』感想まとめ―自分の決断が“今”である

今回は映画『プラダを着た悪魔』を紹介しました。

あやひ.
観て感動冷めやらぬ状態で一気に書き上げました…!

自分の人生なんだから自分が決める、それって当たり前のことです。
だからこそ、今の生き方・働き方だって自分の決断あってこそ、だと思うと、不満なんて言ってる暇ないですよね…?

あやひ.
これから先不安だああ…仕事いやだああ…ってわたしの現状、これまでの選択があってこそ…(遠い目)

でもですね、『プラダを着た悪魔』で何が素敵だったかって、結局自分が望む方に決断して良いんだって思えたことなんです。

正直やりたいことを仕事にできる人ってほんの一握りで、家賃のために労働してる人がほとんどで。
でもそれはそれで仲間とつるんで楽しくて、大好きな恋人と過ごせれば幸せで…。
それはそれで、自分が納得いく生き方ならアリだし、すべてを捨てて新しいキャリアやコミュニティに飛び込んでもアリなんです。

本当に“決めるのは、あなた”だから。

もしも今どこかで物足りない気持ちがあるのなら、それは努力が足りないとか、才能が足りないという話ではなくて、もしかしたら自分が正しい決断をできていないのかもしれません。

「この頃やる気がでない…」「モチベーションを上げたい」という時は、ぜひ『プラダを着た悪魔』を観てみてください!



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