ランサーズ株式会社監修『成功するWebライターの仕事術』を読みました。
文章を書いて稼ぎたいという人なら、興味の湧く本じゃないでしょうか。
ランサーズと言えば、大手クラウドソーシング企業。未経験者でもライターの入り口として、簡単なお仕事から受けられるサービスを展開しています。
『成功するWebライターの仕事術』では「Webライターとは?」から「どうすれば記事単価(報酬)を上げられるのか?」ということが、誰が読んでも分かりやすくまとめられていました。
今回は『成功するWebライターの仕事術』の概要と、書き手として「確かに!」と思ったポイントを紹介します。
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『成功するWebライターの仕事術』ってどんな本?
近年急増するWebライターに必須の「スキル」を、Web業界で活躍する4名のロングインタビューと合わせて解説。Webライターの「基本」「営業方法」「文章力」「お金の話」を丁寧に解説しているので、キャリアプランを描く第一歩にも役立つ1冊。
引用:日本実業出版社『成功するWebライターの仕事術』詳細ページより
『成功するWebライターの仕事術』の構成は2部に分かれており、第1部では現役ライター4名のロングインタビューが掲載されています。
ライターの入り口やスキルアップの方法などがひとつだけじゃない、というのがよく分かる内容でした。
第2部ではWebライターの基本から取材、お金の話まで分かりやすく書かれています。
「Web上で記事を書いてお金をもらうには?」を知りたい超初心者ライターさんにオススメの1冊です!
稼ぎたい以外に「書く」目的を持てるかどうか
『成功するWebライターの仕事術』の見どころは、第1部の現役ライターへのロングインタビューの中にありました。
ひとりの現役ライターは「働き方が生き方に通じるから、仕事を心から楽しみたい」と語り、またある現役ライターは「書くこと、伝えることに意義を見出せる人こそスキルを積み上げて欲しい」と語っています。
Webライターになりたいと思う人の中には「書いて稼ぎたい」という人が多いんじゃないでしょうか。
しかし、稼ぐ方法がなぜ“書くこと”じゃなきゃいけないんでしょう?
「書くことが好きだから」というのは建前で、本音では「在宅でもできるし、ラクそうだから」と思っている人もいるかもしれません。
Webライターに限ったことではありませんが、ラクして稼ぎたい、という気持ちが強いと、効率ばかりを求めて内容が薄くなってしまうことがあります。
「報酬が1,000円の記事だから、この程度のクオリティで良いだろう」と思って仕事をしてしまうんです。
そうすると延々と1,000円の案件しか受けられないし、結果「割に合わない」「稼げない」と挫折してしまいます。
「書く」ことに意義を持って、相手の期待を超える仕事ができる人がWebライターとしてスキルアップできる存在というわけです。
断言できる「知識」を持って記事を書くということ
第2部で個人的に響いたのは「Webライターとしての心構え」的な部分です。
よくブログのノウハウでも「説得力を出すために“言い切る”」書き方を勧めるサイトってないですか?
確かに「~だそうです」「~と思います」って書き方は説得力がないし、断言を避けて逃げているような印象を受けますよね。
しかし、だからキッパリ断言した言葉で書きましょう!が正解ではなくて、『断言できる知識を持ちましょう』というのがとっても重要なポイントです。
書き方の問題ではなくて、自分が書いた内容に責任を持てるかどうかなんですね。
しかし、だからといって記事が自分の知識をひけらかすものになってもいけません。
その記事を必要とした読者にとって「知りたいことが分かりやすく書かれている」ことが大切なんです。
そのために美しい文章はさほど重要ではなくて、ライターは分かりやすい文章を書きましょう、という内容でした。
『成功するWebライターの仕事術』感想まとめ
今回は『成功するWebライターの仕事術』を紹介しました。
本日読了。結構知ってることも多くてサクッと読めた?ただ、やっぱりその中でも学ぶことって多い?特に現役ライターの言葉には刺さるものがありました?✨ pic.twitter.com/EuV06ww0zA
— あやひ.@雑記ブログ運営中 (@ayblgwork) 2018年8月27日
「Webライターの仕事に興味がある」「記事を書いてお金を貰いたい」という人(特に初心者の方!)にオススメの1冊です。
ほかにも税金、源泉徴収などお金にまつわる疑問も簡単にですが、わかりやすく説明されているので、「よく分からなくて手が出せない…」という人の背中を押してくれるはず。
とても分かりやすくサクッと読めてしまう本なので、興味がある人はぜひ手に取ってみてください。
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