恋愛 PR

生涯恋愛現役感想―パリジャンヌが年をとることを恐れずイイオンナな理由

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

岩本麻奈著作『生涯恋愛現役 女のセンシュアル・エイジング入門』は“イイオンナ”になりたい女性にオススメの1冊です。

イイオンナとは男性から「どこでも、ずっと一緒にいたい」と思われる女性のこと。「ベッドの上限定で一緒にいたい」と思われるセクシーな女性とは違います。

著者の岩本麻奈著さんは主にスキンケアなどの美容情報を発信する皮膚科専門医です。本書では外見的な美しさについてではなく、内面の美に焦点をあてて、恋愛至上主義といわれるパリジャン・パリジェンヌたちの言葉をまとめています。

「海外の恋愛観じゃ参考にならないのでは…?」と思ったら、大間違い!むしろ「美しさ」という概念の視野がぐっと広がりました。

今回は岩本麻奈著作『生涯恋愛現役 女のセンシュアル・エイジング入門』について紹介します。


[ad]

『生涯恋愛現役 女のセンシュアル・エイジング入門』とは

パリのマダムと日本の美魔女、似ているようで似ていない決定的違いとは…!? 母となっても女を忘れない、アムールとともに生きる『パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ』の軽装版登場!

引用:ディスカヴァー携書公式サイトより

現地写真満載のフルカラー版『パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ』の携帯版が本書です。

アムールとは「愛」のことであり、本書は生涯「愛」を根幹に生きるパリの人たちから生涯恋愛現役の秘訣を学ぼうというテーマがあります。

オーバーな表現ではなく、パリの人は生涯恋愛を楽しんでいるのが本書から伝わってきました。おじいちゃん、おばあちゃんと呼ばれる年代になっても、ひとりの男、女として恋愛を謳歌しているんです。

年をとっても「若い子には負けない」「私はイイ女」と自信を持って恋愛できるって、日本人からしたらなかなかイメージしづらいですよね。

日本では恋愛や結婚市場で「女性は若いほど良い」という雰囲気があります。

あや
あや
なんだか年をとるのが恥ずかしいことのようになっていますよね…

しかし、この「若さ=魅力的」という考えはイイオンナの条件に該当しません。

パリジェンヌは恋愛する上で若い子に負けないんです。むしろ、自分の方がイイ女だと本気で自信を持っています。

その自信や美しさを支える「センシャル」を丁寧に紐解いたものが『生涯恋愛現役 女のセンシュアル・エイジング入門』なんです。

恋愛至上主義のパリ人と“センシャル”

本書は「センシャル」という言葉がキーワードです。
センシャル(Sensual)は「感性、知性に磨きをかけた魅力」のこと。官能的ではあるけれど、肉体的な魅力のSexsual(セクシャル)にくらべてタイプが限定的で、賞味期限が短いということはありません。

むしろ上手に年を重ねるにつれセンシャルな魅力は高まります。パリの人たちは、この「センシャルな魅力」を大切にしているんです。

著書の岩本麻奈さんはフランス・パリの人たちを恋愛至上主義と呼んでいます。

あや
あや
家族よりも、仕事よりも、大事なのは愛!

なぜ恋愛が一番大切なのか、というとフランス人は「個」としての結びつきを大切にしていて、たとえ家族になった後でも「個」は「個」なんです。

パリジャン・パリジェンヌは生涯、ひとりの男であり、ひとりの女ということですね。

あや
あや
フランスでは“レス”が罪になることもあるんだとか…!

ちなみにフランスには「不倫」に該当する言葉がありません。寝取られたほうにも落ち度があると考えるのが一般的だそうです。
明日はパートナーが別の人を好きになっているかもしれないという危機感があるからこそ、自分磨きを怠けず魅力がキープできるんですね。

日本の「若いほど魅力的」という恋愛観

一方で、日本では「若さ」がもてはやされます。

この「若さ=魅力的」という日本独自の考え方について、58歳/子ども二人/恋人と半同棲中というパリジャン、アランが痛快なコメントを寄せていました。

若い子のほうがいいと無防備に表明するなんて、「ぼくは男として自信がありません」と公言しているようなものだよね。実際、日本には、男としての自分に自信がない、しかも、それを自覚していない男性が多い(p52)

フランスでは「個」と「個」が対等に恋愛をする、というベースがあります。
「若い女の子がいい!」という男性は同年代、あるいは目上の相手とは対峙する自信がないように映るということです。

ただし、「それじゃ外面重視の男が悪いのね!」と言えばそうでもなく。女性は女性で「男性の魅力=年収や社会的な地位」と考えている側面がありますよね。

あや
あや
どっちもどっち…って感じ

日本の恋愛観がまるでダメというわけではありませんが、「若い子には負けない」という自信や、センシャルな魅力を磨いて年をとるのが楽しくなる生き方はパリの人たちから学んでもいいんじゃないでしょうか。

イイオンナの条件=センシャルな魅力は万国共通

今回は岩本麻奈著作『生涯恋愛現役 女のセンシュアル・エイジング入門』を紹介しました。

本書を読んで「国民性があるから、海外の恋愛ハウツーは参考にならない」というのは言い訳に過ぎないと感じています。

確かに日本人が外国人のような情熱的なスキンシップやら振る舞いをしたら相手は引いてしまうかもしれません。しかし、本書で説いているのは内面的な美しさ=センシャルです。

センシャルを磨き、年をとることの楽しさ、生涯イイオンナを続けることの喜びを教えてくれる1冊でした。

生涯イイオンナとしての生き方が凝縮された『生涯恋愛現役 女のセンシュアル・エイジング入門』。ぜひ一読してみてください。