勉強でも、貯金でも、ダイエットでも、最初は張り切っていたことが途中で誘惑に負けて挫折した経験ってありませんか？
その時、「やっぱり自分はダメなやつだなあ」と自己嫌悪に陥ることも。あるある、と感じた人も多いと思います。
決めたことを計画通りに進める方法を科学的に紹介した本が、メンタリストDaiGoさんの『倒れない計画術』です。
帯のコピーには
DaiGo式 パーフェクト・スケジュール
なんて文字も！計画倒れを防ぐ科学メソッドが数多く紹介されている1冊です。
今回はメンタリストDaiGoさんの『倒れない計画術』について紹介していきます！
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そもそも倒れない計画術ってなに？
本のタイトルでもある『倒れない計画術』。
倒れない、ということはつまり、立てた計画が達成できるということです。
計画倒れっていう言葉もあるので、何となく分かりますよね。
しかし、この本を読めば、どんな計画も最後までやり遂げられるようになる、というわけではありません。
“計画術”とあるように、途中で倒れてしまわない計画の立て方がメインの内容です。
メンタリストDaiGoさんは計画倒れを起こさないためには、「段取り力」を鍛えることが大切だと解説しています。
本気で人生を変えたいならコツコツと段取りを立てて、よい習慣を続けていくしかありません（p162）
目標に向けた正しい段取り力をつけることで、どんな計画も倒れなくなるということなんです。
最初の章では、なぜ途中で計画が倒れてしまうのか、計画に関する勘違い（思い込み）を解いていきます。
計画に対する誤解が解けた後は、計画術に関する科学的な原則、テクニック、落とし穴への対処法など、具体的な内容をチェック。最後はQ&A形式の具体例と、スケジュール管理術が解説されています。
1章 計画にまつわる3つの誤解
2章 科学的に正しい計画へと導く、たった1つの原則
3章 計画どおりに進めるための7つのテクニック
4章 計画倒れを招く4つの落とし穴と対処法
5章 計画実行にまつわる悩み対策Q&A
6章 必ず目標達成できるパーフェクト・スケジュール
気になる章だけを読んでも「へ～！」となることが多いですが、最初から順を追って読むことで、より理解度が深まる並びでした。
計画や目標を達成するためにポジティブなイメージや意思の力は逆効果！？
私が『倒れない計画術』の中で、特に目からウロコだったのが、ポジティブ思考が計画倒れを起こすかもしれない、ということ。
立てた計画、つまり目標を達成するために、「ゴールした時のポジティブな自分をイメージして奮い立出せよう」…これって実は脳を失敗ルートへと導いているんだそうです。
簡単に言うと、脳は現実と理想を区別できないので、良いイメージを浮かべるほど、まだ達成してもいないのに「できた！」と勘違いして、満足してしまうのだとか…。
また、意思の力。いわゆる根性論でも計画倒れは起こりやすいと言います。
「やらなきゃなー」と思っているだけでは、絶対に続きません。私たちの意思の力は、忙しさにも、疲れにも、サボりたい欲求にも、たやすく負けてしまいます。（p264）
意志の力については、よく分かる。という人が多いかもしれません。だからこそ、段取りを味方につけていきましょう！というのが『倒れない計画術』の内容でした。
『倒れない計画術』まとめ！最終的には「やるか」「やらないか」がすべて
今回は『倒れない計画術』を紹介しました。
「へぇ～」「なるほどな～」という内容がたっぷり詰まった1冊だったわけですが。いくら良書を読んだところで、結局は「やるか」「やらないか」なんですよね。
すべてを試すのもいいですし、あなたの日常に加えやすいテクニックだけを使ってみるのもいいでしょう。大切なのは、読んで「へー」と納得して終わりにしないこと。1つでも、2つでも、試してみるという行動に移していきましょう。何事も自分で体験するように心がけることで、人生は変わっていきます。（p145）
読んで「いいな」と思ったテクニックも試さないうちは、本当に「いい」かどうかは分からないままです。人生の選択に後悔しないためにも、何ごともあなた自身で判断するようにしていきましょう。（p146）
まあ…。そりゃそうですよね＼(^o^)／
『倒れない計画術』最後のセンテンスでは、スケジュール管理の方法についても紹介されており、↓の別記事に追記しています。
https://ayblg.work/entry/post-1579/
「自分は誘惑に弱いなあ～」「計画を立ててもすぐに挫折してしまう…」という人にオススメの1冊だったので、思い当たる節のある人はぜひ手に取ってみてください♪
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