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ようやく見ました!ジェイク・ギレンホール主演のNetflixオリジナル映画『ベルベット・バズソー 血塗られたギャラリー』。
私のお目当ては、もちろんジェイク・ギレンホール。相変わらずお美しいお顔立ちでずっと見ていられる…。が!今回演じているキャラクターはナルシストであり自信家であり…あまり好きにはなれないタイプでした(笑)
ジャンルはホラーで、まず予告動画がめっちゃ怖い(苦手なのです、ホラー…)。
しかし満を持して、いよいよ視聴!ネタバレありで感想を紹介します!
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芸術で金儲けする人たちが呪われた!
絵に画家の魂が乗り移る、というオカルト話はよくありますが、まさにそれ系の物語。死んだ無名画家の絵でひと儲けしようとする画商たちが次々“絵”に殺されていきます。
絵が動いたり、飛び出したり、襲われるシーンは悲鳴たっぷりなんですが、そこまで直接的なグロもないのでホラー苦手人間でも安心して見れました。1度も目を覆うことはなかったです。
呪いの絵に関わる全ての人が殺されていくわけではなく、標的にされるのは芸術と純粋に向き合っていない人たち、というのがポイント。まあ殆どがお金の亡者になっているような人たちですね。
「芸術は全て危険よ」???
絵画のヤバさに気がついたモーフ・ヴァンデウォルト(ジェイク・ギレンホール)が画商の女ロードラ(レネ・ルッソ)に詰め寄る終盤手前のシーン。
そっちが処分しないなら、自分がやる!って去っていたモーフに、ロードラが吐き捨てるように呟いた言葉が「芸術は全て危険よ」
この作品のなかで1番印象に残った言葉で、吐き捨てるロードラの姿が格好よくて大好きなシーンです。…なのですが、まあでもそれって芸術が危険なわけじゃないよね???芸術で欲望を満たそうとする人達にとっての危険だよね???と個人的には思いました。
そして、ヤバい危険すぎると思って身を引く間もなく、欲に塗れた人たちは消されてしまいました…。
ジョセフィーナ…嫌いだわあ…
人に対して迂闊にこんなこと言っちゃあれですが…ごめんなさい。どうしてもジョセフィーナはイラッとする存在でした…。
芸術で金儲けしようとする人たちが呪いの対象だとして、なぜモーフまで殺されてしまったのか。
モーフはナルシストで自信家でイヤなやつではあったけど、悪い誘いはキッパリと断っていたし、自分の中にしっかりポリシーのある人物でした。
しかし呪われてしまった理由は、ジョセフィーナのために別段悪いとも思っていない新人画家の批判記事を書いたから、ではないかと。
もちろん、これまでに酷評した人たちの声を聞いたり、お蔵入りにしてしまったロボットに襲われたりなど、身から出た錆の部分もあるとは思います。
けど愛欲のためにやってはいけはいことをしてしまった代償なのでしょう…。その後、あっさり浮気されて捨てられて、最終的には「うそーん」という展開でしたね。というか、とほほ…。
これまで見てきたジェイク出演映画の中では、1番作品の中で影の薄い存在だった気がします。モーフって一体、何だったんだ…?
残り3分で劇的に満足度上がる!
ようやくNetflixオリジナル映画『ベルベット・バズソー』みた!ジェイク・ギレンホール主演?ホラー苦手だけど、部屋明るくして観たら平気でした?終盤「うそーん?」って感じだったけどラスト3分がめちゃくちゃ良かったから満足。結果、満足。好きな言葉は野心的女画商の「芸術は全て危険よ」 pic.twitter.com/fcr81DJLLZ
— あやひ.@雑記ブログ運営中 (@ayblgwork) 2019年7月6日
結末的に「うそーん」って気持ちが強かったのですが、残りの3分間で劇的に満足度が跳ね上がりました。
全て終わったと思い安心というより、喪失感の中にいる女画商のロードラ。よく見覚えのあるポーズになっているではありませんか!
ロードラが所持していた呪いの絵画と全く同じ構図になっていて、これはめちゃくちゃ興奮しました。語彙力なくて恐縮ですが、ジェイク主演映画っぽい!!
さらに紛失していた呪いの絵画たちが路上で売られているシーン。画廊で桁外れな額で取引されていたものがですよ、まさかの5ドル!日本でいうワンコイン!
芸術ってなんなんだろう…。そこに奥深さというか、魅力を感じる作品でした。