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年収200万円からの貯金生活宣言!お金の問題児は脱・クレカ払い!現金主義でいこうって話

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どんな人でも楽しくお金が貯められる“究極”の方法。

これを紹介しているのが横山光昭先生の『年収200万円からの貯金生活宣言』
本書を読む限り、まず「お金の問題児」であることは間違いない私は、あえて横山先生と呼ばせていただきます。

横山先生はこれまでに1万人以上の貯金ゼロ家計を再生されてきたファイナンシャルプランナー(FP)。いわゆるお金のプロ。家計再生コンサルタントとも呼ばれています。

お金を増やすとか貯めるという次元ではなく、お金がマイナスやゼロに近い「お金の問題児」でも楽しく貯められるようになるのが本書のコンセプト。

モデルケースとしては、貯金ゼロ・借金250万円の依頼者が年収350万円のまま、毎年100万円貯金できるようになった人も!どんな人でも必ず貯められるようになるという横山式90日貯金プログラムを実践しての結果とのことです。…恐るべし。(いやむしろ羨ましい!)


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お金を増やすといっても…「支出を減らす」が貯金のベース

いくら使ったか(稼いだか)よりも、何に使ったかが大切だという横山先生。

お金の使い方の基本は

・消費:生活に必要なもの(食費や家賃)
・浪費:生活に必要ないもの(ムダづかい)
・投資:必ずしも生活に必要はないけど、生産性が高いもの(将来の自分にプラスになる)

お金を使う時は、この3つの中のどれに当たるのかを考えるクセをつけましょう、というのが本書のコア部分。もちろん減らしていきたいのは「浪費」の部分です。

貯金できるようになるための方法はいくつも紹介されているのですが、消費なら黄色、浪費なら赤色、投資なら青色といった感じで色分けして家計簿をつける(=見える化する)というのが具体的でいいなと思いました。

ちなみに理想目安は『消費70%・浪費5%・投資25%』とのこと。

理想割合でいえば、家計の目安もめちゃくちゃ参考になりました。
たとえば手取り20万円なら食費の理想割合は17%で34,000円など。理想割合が記載されているので、自分の手取収入で計算できますよ。

あや
あや
わたしも早速計算してみて、あ、意外と●●費使える…とか思ってしまったのはお金の問題児的思考でしようか…^q^

貯金プログラム中はクレジットカードを封印する

本を読むとか、家計簿をつけるなどの内容が盛り込まれた横山式90日貯金プログラム。そのなかで、つい自分に甘くなって破ってしまいそうなのが「クレジットカードを使わない(=現金主義に徹する)」ということ。

言い方は違えど、クレジットカードって払い終わるまでは「借金」なんですよね。

弱い心で無計画に借金をしても(クレジットカードを使っても)、得るものはありません。
今すぐ手に入れるための代償が利息であり、自分を甘やかしていると積み重なる利用額によって毎月の支払いが固定化し、給料の多くが奪われていきます。
毎月、クレジットカードの返済があって当たり前という人もいます。それは、いつもどこかにツケがあることと同じです。(p.84)

毎月クレジットカードやリボ払いの返済がある(※生活費などの支払いは除く)のが当たり前になっている人は、貯金うんぬんの前に借金どうにかしましょうよ…っていう。
ちなみに利息は浪費(ムダづかい)に含まれます。

現金主義で過ごして家計がまわらないのならば、金銭バランスがおかしい証拠。
クレジットカードを使っても構わない人は、カードを使わなくても生活できる人です。(p.157)

※引用文の太字は実際に本書でも強調されている部分です。

個人的にはもうこの言葉にドキッしかありません…。ドキッというか、グサッ。
財布の現金残しておきたくてカード払いとか普通にやっていて…。

あや
あや
我ながら訳のわからん理屈です…

今のままの年収でも大丈夫。それが貯金生活宣言!

そもそもの年収が増えるなら、それに越したことはないけれど、貯金に大切なのは「どう使うかだよ」っていう基本的な部分を教えてくれる1冊でした。

前回読んだ『「貯まる女」になれる本』でも似たような考え方があったのですが、横山先生いわく、

お金の使い方と生き方は密接にリンクしている

ということ。お金を上手に使えていない人は、生活下手でもあるんだそうです。貯金プログラムでお金も貯まって、生活も整うなら、こんなにいいことはないですよね。

楽しくお金を貯める。ここしばらく私の生活テーマとなりそうです。

https://ayblg.work/entry/post-3509/