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健康診断の再検査帰り、健康意識が高まって、無性に食に関する本が読みたくなりました。(運動ではなくて、食…笑)
そして大型書店内をうろちょろとして「君に決めたっ!」と手に取ったのが『心療内科医が教える 疲れとストレスからの回復ごはん』です。
さっそく1日の終わり、就寝前に読み始めてみると、
カラダが重い、イライラ、ストレスでドカ食いしてしまう…。これらの不調はすべて「栄養不足」が原因だといいます。精神論の前に食べ方を変えれば、あなたは変わる!という期待感MAXの内容です。
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『疲れとストレスからの回復ごはん』の覚え書き(私的メモ)
本書で私が記憶したポイントは4つあります。
②この4つの栄養素の土台(ベース)がないとプラスαでとった栄養素やスタミナドリンクなどの効果はあまり期待できない
③「たんぱく質」「鉄」「ビタミンB群」はまるでパズルのように働きがつながっていて、ひとつでも足りないとNO!
④回復ごはんをはじめて「変わった」と実感できるようになるのは最低3ヵ月
このほかにも専門的な知識がたっぷり、分かりやすく紹介されていたのですが、欲張ると全部忘れてしまいそうで…。
やる気やワクワクを生み出すには「栄養」が欠かせない!
さて、本書によると心も体も元気に、楽しく、きれいな自分で過ごすためには
が大切だといいます。とくに「たんぱく質」「鉄」「ビタミンB群」は、人の心の動きに関係する脳内ホルモンを合成する(作りだす)のに欠かせない栄養素で、ひとつも欠かさず摂ることが大切なんだそう。
「たんぱく質を脳内ホルモンに変えるためにビタミンB群が必要になる」というふうに、はたらきがすべてつながっているんです。
ちなみに人の心の動きに関係する脳内ホルモンは
・ノルアドレナリン(気持ちをシャキッとさせる)
・セロトニン(幸福感、安心感)
・GABA(リラックス、安定感)
などが紹介されていました。
そして「糖質OFF」。じつは糖質を摂り過ぎると、それを代謝するためにせっかく摂った栄養素を消耗させてしまうそうです…。
「まずは3ヵ月」話はそれからです。
本書の「栄養素が含まれる食材」リストや、回復ごはんの基本ルールを参考にしながら、最近はちょっと意識しながら食事作りに励んでいます。
「効果が実感できるまで最低3ヵ月」というのは、身体の細胞が新陳代謝ですべて入れ替わるのが最低それくらいだからなんだそう。
甘いものやお酒との付き合い方も紹介されているので、本書を読めば自分のライフスタイルに合わせて「回復ごはん」計画が組めるのではないかな、と思います。
『心療内科医が教える 疲れとストレスからの回復ごはん』はとにかく分かりやすく、さらっと読みやすい1冊でした。「食事を見直したいけど、どう変えればいいのか分からない」という女性にぜひ手に取ってほしいです。