自宅で作るとなると、料理上手を通り越してマニアな雰囲気漂うスパイスカレー。
手間暇かかって複雑そう…、なによりスパイス揃えるのにいくらかかるんだ…というイメージもあって、これまでうちごはんではスルーしていたのですが
たまたまKindle Unlimitedで読んでみた、印度カリー子さんの『ひとりぶんのスパイスカレー』が、とっても分かりやすい内容でチャレンジ精神に火がつきました!
というか、想像以上に簡単で、かつ1~2人分という少量でスパイスカレーが作れてしまうのが魅力的。本書の野菜キーマカレーを作ってみたので、レポートします(∩´∀`)∩
3つのパウダースパイスだけで本格カレー作りに挑戦!
『ひとりぶんのスパイスカレー』は3つのパウダースパイスだけで本格的なスパイスカレーができるという内容。
そのスパイスがクミン、コリアンダー、ターメリックの3種類。なんとなく聞いたことあるような名前が並んでいます。
ちなみにスパイスや調味料でお馴染のGABAN(ギャバン)の商品だと
- クミン<パウダー>15g・185円(税抜)
- コリアンダー<パウダー>15g・190円(税抜)
- ターメリック<パウダー>18g・255円(税抜)
スパイスカレーの素「グレイビー」を作ってみた!
本書では・まず3つのスパイスを使ったグレイビーというカレーの素的なものを作っておきます。
グレイビーは市販の固形ルー的な使い方ができ、合わせる食材を変えることでバターチキンカレーやキーマカレーなど、さまざまなカレーに変身!
グレイビーの材料は、スパイス3種(各小さじ1)、玉ねぎ1個、トマト1個、にんにく1欠片、しょうが1欠片、塩小さじ1。
あらかじめ、野菜はすべてみじん切りにし、スパイスは分量をはかって皿に出しておきます。
辛いのが好きな人は「チリパウダー」を追加してもいいと書いてあったので、今回は4種類のスパイスを使用しています。
ちなみに本書のグレイビーレシピは1度に2人分(1人分×2回)が作れる分量です。
① サラダ油をひいたフライパンで、にんにく・しょうがを弱火で1~2分炒めます
② 玉ねぎを投入、飴色を通り越して黒くなるまで約10分ほど強火で炒めます
5分経過。しんなりしてきました。
10分経過。水分が抜けて、玉ねぎのカサがだいぶ減りました!
③ トマトを入れて1分くらい炒めます
④ トマトをつぶすように炒めていきます(炒めるというより、こねる感覚に近い)
⑤ 水分がなくなってきたら、弱火にしてスパイスと塩を投入
⑥ よく混ぜたらグレイビーの完成!
見た目といい、自分でカレーの素を作ったんだという感動がすごかったです!
グレイビーで野菜キーマカレー作り
さっそく出来立てのグレイビーを使い、野菜キーマカレーを作りました。
用意するのはグレイビー、ヨーグルト100g、ひき肉300g、パプリカ1個、なす1個、いんげん10本。※2人分
① 軽く油をひいたフライパンで野菜を炒め、いったん皿に移しておきます
② ひき肉を炒めます
③ グレイビーを投入
④ 肉とグレイビーが馴染んだら、ヨーグルトを加えます
⑤ よく混ぜて、ふたをして弱火で1分煮込みます
⑥ 野菜を戻し、軽く混ぜ合わせたら完成
ちなみにターメリックライスも作りました!
作ったといっても、炊飯する時に少量のターメリックパウダーを加えるだけなのでお手軽に用意できますよ。
器に盛って、ハイ完成!
食べてみると、旨味がものすごい~~~~~!
ペースト状になるまで食材をじっくり炒めて作ったグレイビーは旨味の塊。とくにキーマカレーは無水で作っているので、濃厚な味わいでした。
辛いもの好きとしては、もっとスパイスのピリッと感があっても良かったかな~と思いましたが、これは次回以降、チリパウダーの量を増やせばいいだけなので大満足です!