誰かと一緒にいるときに「やばい…泣きそう…」と、焦った経験はないでしょうか。
泣きたくないのに、感情が高ぶって涙が溢れてしまう、という女性は多いものです。
涙を流すのは、けっして悪いことではありませんが、感情のままに泣いてしまうと、目の前にいる人との関係をこじらせてしまう可能性があります。
そこで今回は、溢れる涙をとめる方法を8つチェックしていきましょう。
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感情的な涙をおさえる方法8つ
恋人との会話中や、仕事のやりとりで、思わず涙があふれ出してしまったときに「泣きたくないのに…」と思う女性は多いでしょう。
とはいえ、意識するほど涙は溢れだしてくるものです。
それでは、気持ちを落ち着けて涙をおさえる方法を紹介します。
1:舌を刺激する
涙が出そうなときは、舌に刺激を与えましょう。
ハッカ飴を舐めたり、清涼感のあるガム・炭酸飲料を飲んでみるのがオススメです。
飲食ができない場合は、舌先を噛んでみたり、早口言葉をいってみてください。
舌への刺激に集中すると、涙が徐々に引いていきます。
2:口をあける
感情が高ぶっているときは、口を閉じないようにしてください。
人は口を開けた状態では、物事を深く考えられなくなります。
口をあけていると、ひとつの感情に集中できなくなるので、悲しみや涙が落ち着いてくるでしょう。
3:上を見上げる
人間は落ち込むと、下を向く傾向があります。
涙がでそうなときは意識して上を見ると、気持ちの落ち込みを防げるでしょう。
また、あごを上げるつもりで空や天井を見ると、涙が目の奥に引っ込んだり、蒸発しやすくなります。
あからさまに上を向けない状態でも、視線を上に向けて眼球を動かしてみてください。
また、屋外の場合は、空を見上げるのがオススメです。
青空をみると、感情が落ち着いて冷静になる効果があります。
4:笑顔をつくる
悲しいときは、あえて笑顔をつくるのがオススメです。
人間の感情は表情に左右されやすいので、鏡でじぶんの笑顔をみると、ポジティブな感情が湧いてきます。
すぐに気持ちの切り替えはできないかもしれませんが、涙がでそうなときは鏡でじぶんの表情をチェックしてください。
眉間にシワがよっていたり、つらそうな表情をしていたら、とりあえず口角をあげて笑ってみましょう。
5:ほかのことを考える
涙が出そうなときは、原因の感情で頭がいっぱいになりがちです。
考えるほど涙は溢れてきてしまうので、ほかのことに意識を向けるようにしましょう。
できれば楽しい思い出や予定を考えるのがオススメです。
どうしても楽しいことが考えられない場合は、九九を暗算してみたり、ポジティブな歌詞を暗唱してください。
とにかく感情をいったんストップさせて、涙の原因を頭からなくしましょう。
6:手の運動をする
ぐーぱーと手を動かして、意識を手のひらに向けてください。
指先を動かすと、緊張がほぐれて、高ぶった神経が落ち着きやすくなります。
涙が出そうなときは、身体の一部に意識を集中させてみましょう。
7:深呼吸・声を低くする
深呼吸をすると、気持ちがおちつくので涙がおさえられます。
呼吸には、興奮物質の分泌をおさえるはたらきがあるのです。
低い声で話すのも深呼吸と同等の効果があります。
また、深呼吸や低音は、相手が泣きそうな場面でも効果的です。
低い声でゆっくりとしたペースで話すと、相手の感情が落ち着いて涙がおさえられるでしょう。
8:ツボをおす
目の近くに「承泣(しょうきゅう)」とよばれる、涙にきくツボがあります。
承泣というツボは瞳孔(黒目)の下あたりに位置し、骨の縁部分です。
目を閉じた状態で、中指や人差し指で押し下げるように指圧してみましょう。
絶対に目に向かって力を入れないでください。
泣けるときは思いっきり涙を流そう
人前で泣くに泣けない状況というのは、多々あります。
「涙がでそう」と意識すると、かえって泣きやすくなるので、考えをほかに向けて、感情をおさえるのが大切です。
とはいえ、泣くこと自体は悪くありません。
「涙」活という言葉もあるように、涙を流すのにはストレスをやわらげる効果があります。
ときには涙をこらえることも大切ですが、ひとりのときは我慢せず、おもいっきり泣いてしまいましょう。