
メンタリストとして有名なDaiGoさんが書いた「ポジティブ・チェンジ」を読了しました。
先日TwitterでDaiGoさんが生配信している動画を見かけてから、興味を持ったのがきっかけです(ネットファスティングがテーマで目からウロコでした…)。
この本は「とにかく変わりたい」「新しい自分になりたい」というひとが変化の過程を楽しみながらポジティブに自己改革をおこなっていく方法を紹介しています。
これまでもさまざまな自己啓発本を読んできましたが、これほど分かりやすく説得力に富んだ本はなかったのではないかな? と思います。
「試してみたい!」という具体例が多くあって、読んでる途中から「楽しい」「ワクワクする」と感じられる1冊です。
今回は「ポジティブ・チェンジ」がおすすめと言える魅力を紹介します。
結論がとてもシンプル:とにかくまずは行動!
「ポジティブ・チェンジ」の結論は「変わるためにはまず行動」です。
とはいえ、努力とか根性論というわけではないのです。
ひとは変わるために頭を使ったり、根拠を求めたり、希望を持ったりしようとしますが、かえってごちゃごちゃ考える行為は変化の妨げになっているというのです。
わたしたちは着実に何かを成しえたいと思うほど準備を大切にしたいと思いますよね。
実際は何が必要かは行動してみないと分からないわけで、頭を使っているだけ変化が先延ばしになっているのです。
まずは「変わるにはどうすれば良いか」と考えるのをやめて、とりあえず行動してみるのが大切なわけです。
人間は、課題を10個こなそうとすると、1つも手が付けられずに終わってしまう一方で、1つの課題だけに専念して終わらせると、その成果に味をしめてもっと行動したくなり、結果10個以上の課題をこなせてしまうものです。
行動することによって、ドーパミンが出て「いいことが起こりそうだ」「もっと行動しよう」と感じられるようになる。そして、さらに行動できるようになる。これは、「行動すること自体が希望である」ということそのものです。
すぐに試したくなる行動例が豊富!
たとえば「午前中に日光を浴びる」「1日に30分運動をする」など、行動例が豊富です。
午前中の日光浴がなぜ良いのか、1日に30分の運動をどうやって組み込めば継続できるのかなど具体的なアドバイスが紹介されています。
行動しなきゃ変われないのは分かってる、どう行動すれば良いのか分からない!というひとは多いと思います。
また、とりあえず行動してみても三日坊主で継続できなければ意味がありません。
変化をおこす行動例として「朝起きる時間を早める」というものがあるのですが、いきなり2時間早く起きる習慣を作るのは無理ですよね。
脳が徐々に最適化されていく仕組みを利用して10%ずつ変えていくという方法があります。
1時間の10%は12分なので、いつもより12分早く起きるのはできそうな気がしませんか?
ポジティブ・チェンジは人間の脳の仕組みを理解して、少しずつ変わっていく方法を紹介しています。
少しずつなので変化への負担は減るいっぽうで、5週間という期間で変われるプログラムを用意してくれています。
苦手な相手を利用するという最終課題
自分を変えるスイッチのなかに「友人(人間関係)」があります。
苦手な相手を利用して利益を上げてやろうとする考え方は、ポジティブ・チェンジのなかで最終課題に位置付けられています。
じぶんの嫌いな人間・敵といったネガティブな物事を切り捨てるのではなく価値を見出せるようになると行動力はさらに養われるという話です。
友達を利用するようなひどい人間になるのではなく、敵を利用し、その利益を友達に還元するような行動を取るのだ、と考えれば、「なるほど、それはそうだ」と感じるのではないでしょうか。
まとめ
DaiGoさんの動画配信をきっかけに、ハマってしまいました。
パフォーマーとしてよくTV番組に出ていたころは興味がなかったのですが、説得力があって読みやすい…これってとてもすごいと思いませんか?
わたしのなかで読みやすいと俗物だったり内容が薄いというイメージがあったのですが、分かりやすく心に響く1冊でした。
もともと集中すると一気に読み上げてしまうタイプなのですが、DaiGoさんの本はとても読みやすくて「ポジティブ・チェンジ」は3時間ほどで読了してしまいました。
今回はたまたまKindleでセール中だったポジティブ・チェンジを試し読みのつもりで購入したのですが、ほかの書籍も全部読んでみたいと思います。
メンタリストDaiGoさんの書籍についての記事はこちら♪
https://ayblg.work/entry/post-1031/
https://ayblg.work/entry/post-793/