先日に引き続き、メンタリストDaiGoさんの本2冊目読了です。
人にじぶんの書いた文章を読んでもらいたいひとは必読をオススメします!
本の内容は相手の心を動かす文章術のレクチャー
文章術というタイトルですが、文法や日本語の正しい使い方は一切書かれていません。
本書は、相手を思うままに行動させたい人のための本です。
美文のコツは書かれていませんが、相手に読まれる文章、相手の心を動かす言葉選び、相手を行動に導くための技術についてはふんだんに盛り込まれています。
相手の想像力を使って、最も激しく心を動かすことができる方法――。
これがメンタリズム文章術です。
書いた文章が人の心に刺さって、行動を起こさせる方法が分かりやすく書かれています。
まさに、メンタリズム文章術はWebで文章を書いているひとに必要なテクニックです。
アフィリエイターやブロガー、コピーライターは「読まれてユーザーにアクションをおこしてもらってなんぼ」ですよね。
収益につなげるために! というだけに限らず、人の心を動かせる記事を書くのに必要な技術が盛り込まれていました。
人を動かす文章技術が15個以上書かれている!
禁断の文章術は文章のルールを3つ挙げています。
- 書かない3原則
- 人を行動に駆り立てる7つの引き金(トリガー)
- 相手を誘導させる5つのテクニック
文章ルールの詳細は、それぞれ1項目ずつ詳しく解説されています。
読了後に感じたのは「相手目線」の大切さ
人を操る禁断の文章術を読んでみて、読者に行動を起こさせるために大切なのは「相手の気持ちに寄り添えるかどうか」だと考えました。
とくにWebの文章は、真実よりも感情に響く内容がバズったりしますよね。
もちろんエビデンスは大切ですが、相手の心に刺さるのは共感できる記事です。
人を操る、という言葉にネガティブなイメージを持つひとがいるかもしれませんが、人を動かせる文章というのは「相手の目線に立って書かれているから」なのではないでしょうか?
Webで文章を書く人には読んで欲しい1冊
ブロガーさんをはじめ、Webで文章を書く人にはぜひ読んでほしい1冊でした。
正しい日本語で文章を書く方法ではないので小説を書いたり、論文を書く手助けにはなりませんが、「文章で人を動かすテクニックがわかる」読み物です。
裏をかえせば「相手の気持ちに寄り添う文章を書くには?」「ユーザーニーズを満たす文章とは?」という方法が書かれているので、今後のWEBライター・ブロガー・アフィリエイターとしての肥やしになる良書間違いナシです!