映画『アメリ』感想―パリジェンヌに学ぶ人生にぶつかるからこその喜び


出典:Yahoo!映画

huluで期間限定配信中の映画『アメリ』を観ました。
アメリは2001年公開のフランス映画。人を喜ばすのは好きだけど、自分の恋には臆病な女性の物語です。

あやひ.
おしゃれなパリを舞台にメルヘンチックな世界観、ユーモラスな登場人物が登場し、まるで童話やアート絵本を読んでいる気持ちになりました。

この映画は女性がひとりで、週末にのんびり観るのがオススメです♪
思いっきり「泣ける!」とか「ストレス発散する!」というわけではないですが、ピュアなアメリに心温まりますよ。

そこで今回は映画『アメリ』のあらすじ感想と、人生のエールになりそうな言葉を紹介します。


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映画『アメリ』のあらすじ

小さい頃から空想の世界が一番の遊び場だったアメリ。22歳になった今でも、モンマルトルのカフェで働き、周りの人々を観察しては想像力を膨らませて楽しんでいた。そんなアメリは、あることをきっかけに他の人を幸せにすることに喜びを見出す。他人の人生にこっそりおジャマしてはたのしい悪戯を仕掛け、人知れずお節介を焼いて回るのだった。そんなアメリも自分の幸せにはまったく無頓着。ある日、不思議な青年ニノに出会ったアメリはたちまち恋に落ちてしまうのだったが、アメリは自分の気持ちを素直にうち明けることが出来ない……。

引用:allcinemaより

アメリは22歳。小さな頃から空想の世界に入り浸り、ひとりで生きてきた女性です。
大人になっても、誰かを愛する喜びや幸せは自分とは無縁だと思いながら生きています。

しかし、そんなアメリが唯一人間世界から断絶せず、繋がっていられる方法はこっそりと“人を幸せにする”ことでした。

まるで奇跡や運命の悪戯のような幸運な出来事に喜ぶ人々。しかし、誰もアメリの仕業だとは思いつきもしません。

一方でアメリは意地悪な相手に対してブラックユーモアたっぷりのイタズラをしかけて懲らしめます。
「え、そこまでして大丈夫?」という、かなり際どいイタズラを連発するのですが、しっかりどツボにハマってメソメソし出す悪者に思わずニヤニヤが止まりません(笑)

映画のキャッチコピーは「幸せになる」

人を幸せにするのは上手なアメリですが、自分が幸せになる方法はまったく持っていません。
自分が生きてきた空想の世界から人間界に出るのが怖い…という感じ。アメリが恋をした男性にも可愛らしいイタズラをしかけるのですが、絶対に自分の正体は明かしません。

アメリを可愛がる老人の手伝いもありつつ、アメリはようやく自分の幸せについて探し始める、というのが物語のあらすじです。

2時間を超える長作映画ですが、カラフルでポップな映像は観ていて飽きませんでした。

あやひ.
次から次に絵本のページを捲りたくなる感じです♪

予告動画は日本語字幕無しですが、アメリの世界観が伝わってくると思います。
ユーモアと愛らしさたっぷりの映画ですよ。

アメリ感想:アメリは妖精?メルヘンな人間関係に癒される


出典:Yahoo!映画

アメリを観ていて思ったのが、「彼女は妖精みたいだ」ということです。

あやひ.
ピーターパンに出てくるティンカーベルみたいな感じ。

アメリはイタズラ好きで、基本は楽しく自由気ままに生活しているんです。
しかし、自由で楽しそうに見えるのは、あくまで「人と人のつながり」を他人事のように感じているから。

アメリは空想の世界で生きていて、人間界で起こる愛だの幸せは素敵だけど自分とは関係ない…と思っているんですね。

アメリのことを妖精と思いながら映画を観ると、意地悪な人間を懲らしめるブラック過ぎるイタズラも「妖精さんだから」で許せちゃう感じ(笑)がっつり不法侵入とかしてて、この世界観でなきゃドン引きレベルですからね…。

アメリをとりまくキャラクターたちもかなり個性的。売れない作家や粘着質なストーカー男、家から一歩も出ない老人などなど。

特に家から一歩も出ない老人は物語の重要人物。
骨が極度に脆く「ガラス男」と呼ばれている老人は、不器用なアメリを心配し勇気づける存在です。

あやひ.
アメリを優しく諭すガラス男の姿に、自分の祖父を重ねてしまいホロッとした気持ちになりました

アメリ感想:「人と違っていい」というフランス流の考え方


出典:Yahoo!映画

アメリはフランスの映画で、物語のベースにはパリジェンヌの生き方のような国民性を感じます。

突然ですが、パリの女性ってイメージだけでもお洒落で魅力的だと思いませんか?
パリジェンヌというのは、パリで生きる女性のことで「ありのままの自分・自然体でいい」「人と違うことが魅力的」という考えがベースです。

人と比べるのではなく、自分と向き合うことが大切と思いながら生きているんですね。
だからこそ、人と違う部分や欠点こそが、かけがえのない魅力だったりチャームポイントだったりします。

アメリは簡単に言ってしまうと、人間関係を築くのが苦手なコミュ障な女性です。
しかしだからといって“ありのままの自分”を決して否定してはいなかったし、むしろそこが映画を観る人々を惹きつけてやまない魅力だったのかなと思います。

アメリが最後、見事に恋を成就させたのは、彼女自身が変わったのではなく“成長”したからなのでしょう。

アメリ感想まとめ:人生はぶつかって成長するもの

今回は映画『アメリ』を紹介しました。

この作品はアメリの愛らしくピュアなキャラクター性に心癒される映画です。ストーリーというよりアメリがどう感じていて、どうしたいのか、心の動きに注目したくなります。

空想の世界から人間界の喜びや幸せを眺めて、楽しんでいた妖精のようなアメリ。
確かに自分で作り上げた空想の世界から無理に飛び出さなければ、今まで通り平和な生活は続きます。

あやひ.
人間関係で傷つくこともありません

しかし、アメリは本当の妖精なんかじゃなく、彼女自身が今を生きる人間です。
最後は、そんなアメリに向けてガラス男が発したエールを引用します。

可愛いアメリや
お前の骨はガラスじゃない
人生にぶつかっても大丈夫だ
もしお前がこのチャンスを逃したら
やがては
お前の心はわしの骨のように
乾いて脆くなってしまうだろう
さあ彼を捕まえるんだ

人生ぶつかってこそ強くなり、成長するものなんだなと。
ちょっぴり元気が欲しい、勇気が欲しいという時は映画『アメリ』の世界観に癒されてみてください。



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