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ズボラな私でも即作れた!『一汁一飯があればいい』のみそ汁は超簡単なのに染み渡る美味しさ…

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ちゃんとしなきゃ」と思うと、余計に億劫になってしまうことありませんか。

たとえば食事について「コンビニ弁当や惣菜ばかりじゃなくて、自炊しないと」「しっかり栄養とならきゃ」なんて考えるほど、どうすればいいか分からなくて諦めてしまう。自分の身体のことだけど、きちんと栄養や食を考えるって難しいですよね。

しかし食事は毎日のことだからこそ、ちゃんとやろうとするよりむしろズボラで簡単なくらいがちょうどいいんです!

その手助けとなるのが、梅﨑和子さんの『からだに効く 不調をととのえる 一汁一飯があればいい』という1冊。はじめて本に載っていた汁物レシピを試したとき、思わず「ああ…」って声が出るほど美味しくて沁みるみそ汁ができたんですよね。あんなにズボラに作ったのに。

あや
あや
※本のレシピがズボラなのではなく、簡単なレシピをもとにズボラに作っても美味しかったということです!


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皮むき・あく抜き・だし不要!なのに美味しすぎる簡単みそ汁の秘密

『一汁一飯があればいい』で紹介されている汁物レシピは、すべて「重ね煮(かさねに)」という調理法で作られています。

重ね煮とは、鍋に材料を重ねて煮るだけの調理方法。みそ汁レシピの場合は、食材、味噌、水を入れて煮込むだけでOKなんです。
その際、野菜は皮ごとでOK、あく抜き不要、ダシもいりません。

そんなんで、本当に美味しいの…?」と思ったのは食べる前までの話。
出来上がったみそ汁を食べてみると、自分で作ったにも関わらず「本当に味噌だけ?????(ダシはいってないの!?)」と驚いてしまいました。

重ね煮のポイントは材料の順番にあり

さて、その美味しさの秘密はずばり、材料の重ね順にあります。
順番は食材の性質に合わせて決まっており、野菜なら太陽に向かって伸びていくものが鍋の下に、大地に向かって育っていくものが上になるようにするんです。

たとえば「なべ底→人参→キャベツ」の順という感じ。

食物の性質にあわせて順番を決めることで、お鍋のなかで互いに影響し合い調和が生まれ、素材ごとの旨味を引き出した味わいになるのだそうです。
性質についてや、野菜以外の食材(肉は?海藻は?きのこは?)の重ね順についても本で分かりやすい図解があるので、迷うことなく調理できますよ。

さらに重ね煮では、はじめから味噌も入れて火にかけるのがポイント。
一緒に煮ることで味噌の風味が引き立ち、ダシがなくても深い味わいになるのだそうです!

とにかく冷蔵庫にある食材でレッツトライ

『一汁一飯があればいい』を参考にお味噌汁を作っていきます。

自宅にあった食材は「キャベツ」「にんじん」「しいたけ」「乾燥わかめ」「鶏もも肉(小分け冷凍していたもの)」の5種類。

本では野菜を中心に4~5種類の材料をおすすめしています。

この材料での重ね順は、上から順に

味噌
鶏もも肉
にんじん
キャベツ
わかめ
しいたけ

です。しいたけがなべ底にくる感じですね。

重ね煮では根菜や肉など火が通りにくいものが上にくるので、なるべく食材を均一に切るのがポイントだそう。

材料を鍋の中で重ねたら、7~8分目の水を入れます(野菜が1/4顔を出すくらいが目安)。

鍋に蓋をして強火にかけます。
煮立ってきたら、弱火にして5~7分。

トータル10分くらい煮込みました。
均一に切る…とあったのに、鶏肉が大きめで火が通るか心配だったので気持ち長めに。

あや
あや
そして明らかに水の量少なかったです(;・∀・)

シンプルで贅沢な夜ごはん完成

冷凍していたもち麦入りごはん、みりん漬けの魚、らっきょうをお供にすれば立派な定食の完成です。

まずはみそ汁をひとすすり。ワカメとシイタケの味をしっかり感じます。食材からダシが出てる、っていうのを実感しました。なんだかほっとします。

皮ごと入れた人参もパクリ。ここまで「にんじん!!!!!」っていう存在感を意識したのは初めてかも。素材そのものの味をしっかり感じられます。

鶏肉もほろほろで食べ応えあり。
みそ汁だけど、おかずのような満足感でした!

ちなみに今回、茶碗3~4回分を同時に作りました。
常4~5日は保存できるらしいので常備しておいてもよさそうです!(傷みやすい夏場は2~3日)

頑張らなくてもいい栄養たっぷり一汁一飯

人間食べなきゃ、生きていけません。
当たり前のことだけど、食べ物が人を動かして、作っています。

しかし忙しくて疲労が溜まるほど、乱れてしまうのもまた食生活。まさに悪循環ですよね。

食について「これじゃいけない」「ちゃんとやらなきゃ」と自分を追い込むのではなく、ぜひ頑張らない一汁一飯をライフスタイルに取り入れてみてはいかがでしょうか。